流通経済大学付属柏中学校/流通経済大学付属柏高等学校

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ホーム >ニュース一覧 > 高1キャリア教育特別講演「文理を超えてくすりが繋がる ~創薬プロセスから見つける進路のヒント~」を実施しました

高1キャリア教育特別講演
「文理を超えてくすりが繋がる ~創薬プロセスから見つける進路のヒント~」を実施しました

本校では、生徒一人ひとりが自身の進路や将来の社会との関わりについて主体的に考える「キャリア教育」に力を入れています。高校2年生からの文系・理系選択を終えた高校1年生(中高一貫コースおよび総合進学コースの計6クラス)を対象に、高校棟3階ホールにてキャリア教育の特別講演会を実施いたしました。  

今回は、医療や製薬を取り巻く社会課題の解決を目指すプロジェクト「Innovation for NEW HOPE」より大学生の講師をお招きし、「文理を超えてくすりが繋がる ~創薬プロセスから見つける進路のヒント~」をテーマにお話しいただきました。  

講演・ワークショップの概要

1. 創薬(くすり作り)の現実と多様なプレイヤーの連携

講演では、ひとつの薬(くすりのタネ)が発見されてから患者さんのもとに届くまでには、100億~1000億円を超える膨大なコストと9~16年もの長い年月がかかるという現実が紹介されました。  
また、従来の単一企業による開発だけでなく、大学・研究機関、スピード感をもつ「創薬ベンチャー」、そして世界規模の流通網をもつ「大手製薬企業」など、さまざまな強みをもつプレイヤーがパートナーシップを組んで協力し合うことの大切さを学びました。  

2. 文理を超えて尊重し合い、1つのタネ(タスク)を達成する

文系と理系のどちらの専門性も、実社会での課題解決には不可欠です。創薬の現場を例に、多様な専門職がどのように連携しているかを具体的に学びました。

【理系分野の活躍】

薬のタネを探求する「研究・実験系」、安全性を確かめる「医療・臨床系」、AIやデータを駆使する「データ・情報科学系」など。

【文系分野の活躍】

全体を支える「経営管理・事業計画」、発明や権利を守る「法務・知財」、価値を社会に届ける「マーケティング・広報」など。  

文系・理系それぞれのスペシャリストが互いの専門性を尊重し合い、チームとして1つの目標(プロジェクト)に向かって成果を上げていくプロセスの重要性を実感しました。  
さらに、生徒たちはスマートフォンの「AI創薬職業診断」などを体験し、自分の適性や興味がどのように社会での役割に繋がるのかを楽しみながら体験しました。

生徒たちの学びと「今の学びが将来の糧に」グループワークや振り返りでは、「自分の選んだ文系・理系にとらわれすぎず、お互いに高め合って働くイメージが湧いた」「今の学校での勉強が、将来どんな形で社会に役立つのかがつながった」といった前向きな感想が多く聞かれました。  
講師の方からは、最後に「どんな学びも、未来のくすりづくり(社会課題の解決)に繋がっている」という温かいメッセージをいただきました。

高校1年生の「今」取り組んでいる基礎学習や様々な探究活動が、将来のキャリアや社会貢献への確かな糧となることを再確認する非常に実りある時間となりました。流通経済大学付属柏高等学校では、今後も生徒たちが夢や進路を具体化し、社会で活躍する力を育む様々なプログラムを展開してまいります。