お知らせ
期末試験が無事に終わりました。生徒の皆さんには、平均点を過度に心配するのではなく、「自分が設定した目標点数にどれだけ近づくことができたのか?」という意識を大切にしてほしいと願っています。
さて、今回は中学2年生の理科の授業の様子をお知らせいたします。
分野としては、物理の「光学」ではなく、地学の「気象」の学習です。
皆さんは、虹が見えるのは登下校時(朝や夕方)が多く、なぜだか昼間には見られないことに気づいていますか?激しい夕立の後に美しい虹が見られると感動しますよね。実は、そこにも面白い科学のヒントが隠されているのです。
今回の授業では、実験室に「水の入っていないビーカー」と「水を入れたビーカー」を準備し、どのように光が通り、どうすれば虹が観察できるのかを自分たちの手で調べながら理解を深めていきました。
「どうやったら綺麗に見える?」「あ、こっちから見ると少し色が変わった!」

あえて教員からは答えを言わず、生徒たちは手を動かしながら、仲間たちとワイワイ楽しそうに試行錯誤を繰り返します。やがて実験室のあちこちから「見えた!」「すごい!」と歓声が上がり、現れた虹に目を輝かせて感動する生徒たちの姿を見ていると、理科の教師冥利に尽きるなと改めて実感させられます。
本当は「アレキサンダーの暗帯(主虹と副虹の間に現れる暗い帯状の部分)」など、専門的で面白い知識をたくさん伝えたい気持ちもありました。しかし、今日の授業で何よりも大事にしたのは「楽しむこと」、そして自分たちが見つけた現象の「記録を残すこと」です。
今の時代、スマートフォンやAIを使えば、すぐに「答えらしきもの」を検索できてしまいます。しかし、何よりもまず自分の手を動かし、仲間たちと頭を悩ませ、話し合いながら五感で楽しむこと。これこそが、中学生の学びにおいて最も大切なプロセスではないでしょうか。
本校の理科では、これからもこうした「驚き」と「対話」を大切にした探究の授業を展開していきます。

