お知らせ
流通経済大学付属柏中学校の「総合的な学習の時間」では、学年ごとにテーマを設定し、体験を通して深く学ぶ活動を行っています。
今回は、その中でも2年生が取り組んだ「キャリア新聞」発表会の様子をご紹介します。
まずは担任の先生によるキャリア講話から始まり、保護者の皆様にもご協力をいただいて、さまざまな職業についての貴重なお話を伺いました。普段の生活の中ではなかなか触れることのない仕事の世界を知ることで、生徒たちは新たな興味や憧れを見つけていきます。
授業の後半では、自分が関心をもった仕事をテーマに新聞を作成しました。完成した新聞は、隣のクラスの仲間たちによって評価されました。後日、各クラスから選ばれた代表生徒20名が、理科多目的ホールでの全体発表会に臨みました。そこでは、次の3つの観点で評価を行ないました。
それぞれ5点満点の15点で採点しました。
当日は緊張しながらも、自分の思いを堂々と伝える生徒、仲間の発表を真剣に聴き入る生徒たち。その姿から、一人ひとりの確かな成長を感じることができました。発表を通して学んだのは、職業の知識だけではありません。自分と向き合い、他者の考えに耳を傾ける中で、「学び続ける意味」を少しずつ掴み始めているようでした。
「なぜ、この流通経済大学付属柏中学校で学び続けるのか?」その答えはすぐには見つからないかもしれません。けれども、仲間とともに考え、悩み、挑戦を重ねていく時間こそが、かけがえのない学びの時間です。
今日の発表会は、生徒たちが未来へ向かって一歩を踏み出す、そんな大切な一日となりました。




