お知らせ
2025年6月17日(火)・18日(水)に、幕張メッセ国際会議場で開催された「第41回日本DDS学会学術集会」の中で行われた「中高生による研究企画コンテスト」に、本校の中学生が参加しました。
※DDSとは、「Drug Delivery System(ドラッグ・デリバリー・システム)」の略で、薬を必要な場所に、必要な量だけ、ちょうどよく届けるための工夫のことです。薬の効果を高め、副作用を減らすための重要な医療技術として、世界中で注目されています。
今回のコンテストは、新型コロナウイルスの影響でしばらく中止されていましたが、3年ぶりに対面での開催となりました。本校からは、中学2年生2チーム・中学3年生2チームの計4チームが応募し、書類による一次選考の結果、中学3年生の1チームが見事、二次審査のポスター発表に選出されました。
発表当日は、東京大学大学院総合文化研究科の野本貴大先生の座長のもと、 『DDS技術を用いた放射線による宇宙飛行士の健康被害の解決』というテーマで、研究成果を堂々と発表しました。厳正な審査の結果、見事「優秀賞」を受賞しました。
本校では、日頃の授業だけでなく、こうした学会やコンテストへの参加を通じて、生徒の探究心や思考力、プレゼンテーション力を育む取り組みを行っています。今後も、さまざまな場面で生徒たちの成長をサポートしてまいります。