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STC部が東京理科大学主催の「坊ちゃん科学賞」で優良入賞・入賞しました！
「中高校生の科学への興味・関心」を高めることを目的に開催されている、東京理科大学主催の「坊ちゃん科学賞」（高校生による研究論文コンテスト）に本校STC部のメンバーが応募しました。その結果、荒谷祐奈さんの『日焼け止め製品に含まれる成分の紫外線（UV-C）照射による変化について』が優良入賞を果たしました。
また、STC部として提出した『インジゴの新規かつ簡単な抽出・単離法の開発』が入賞しました。
「研究題材を考えるところから始まり、実験や執筆に至るまでとても長い道のりだったのですが、今回このような形で受賞できて報われた気持ちでいっぱいです。自分の知識や経験不足から、実験が足りなかったり逆に無駄になってしまったりなど、試行錯誤の連続でした。今回の経験から有機化学の分野に興味を持ったので、大学では有機化学の研究を続けていきたいと思います。」（荒谷祐奈さん）
「受賞できて正直に嬉しいです。去年の文化祭で発表した藍染めに関する研究から発展した題材を扱ったのですが、最初は本当にこんなことできるのかと不安の気持ちが大きかったです。ただ、先生に相談を重ねて実際に目的としていたことができて、“ちゃんとやればできるじゃん”と自分たちの自信につながりました。
僕は生物分野に興味があるので、大学では植物ホルモンが発芽にどう影響を与えているのかなどを研究してみたいと思っています。」（STC部部長青木斗真さん）
「まだ誰も知らない問いの答えの探求は失敗と挑戦の繰り返しで、きっと答えが与えられた入試問題を解く以上の愉しさと興奮に出会えたことと思います。科学部アドバイザーの渡邉先生、日高先生に助言を頂きながら行ってきた生徒たちの研究がこのような形で成果に結びついたことは後輩の探究心にも火をつけてくれるでしょう。好奇心にあふれた皆の大学での活躍を心から祈っています！」（顧問那和先生）
受賞したＳＴＣ部のみなさん、本当におめでとうございます！
