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本校STC部が、卒業生が在籍する大学の理学部とコラボし、実験を行いました!

6月26日(土)、本校STC部(Science Technology Club)が中心となり、高大連携実験講座として東邦大学理学部の佐藤教授とサポート学生3名(本校卒業生)にご協力をお願いし、「遺伝子で調べる あなたのアルコール感受性~遺伝子多型分析の基礎~」をテーマに実験を行いました。今回の実験の意義や目的、基礎知識に関する説明を受けた後、部員・特別参加の生徒達は4つの班に分かれ、それぞれ実験に取り組みました。
実験では自らの口腔上皮細胞を綿棒で採取し、プロテアーゼ処理後、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法によりDNAを増幅しました。その後、2種類の制限酵素でDNAを分断し、DNA片を電気泳動法で分析しました。紫外線照射により電気泳動結果が視覚化されると、生徒たちは「楽しい飲酒型」とか「二日酔い型」、「酒豪型」と、お酒に対する将来の自分に、一喜一憂していました。


「このようにDNA解析は、医療行為以外にも身近なものになりつつあります。自分の健康や性格、それに人生を知ることにもなるので十分な覚悟と責任が必要となります。また、最も重要な個人情報ですから、扱いには十分注意しなくてはなりません。」と最後に佐藤先生が締めくくられました。
今回の体験授業を通し、3年10組のAさんは、「今回、高校生物実験では使用できない専門器具や、新型コロナウイルスの感染を診断する『PCR法』の原理にも触れることができ、改めて生命現象の研究に興味がわきました。また、自身のDNAを分析し、将来のお酒との付き合い方も知ることができたので、今後の参考にしたいと思います。」と感想を述べていました。

 

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